2日目はいよいよ下田南の住民のみなさんとの交流と記者会見の日。
一部のスタッフは記者会見にむけてひっそりとドキドキしておりましたが、(笑)
子どもたちはそんなことなどつゆ知らず、朝4時から釣りに出かけていきました。
釣りが大好きで得意な代々木高校1年生のTくんが、格闘の末釣り上げたものはなんと!
立派なイカ!!!!!
と、ウツボ!!!!!!!!!!!
・・・・ウツボ!!!!!?
ウツボって釣れるんですね。
「獲ったど~!!!」の某番組でしかみたことなかったので、
笑顔でウツボを持って帰ってきた生徒をみて、スタッフも他の生徒もみんなびっくり仰天。
Tくんの更にすごいところは、釣った魚をさばけるところ。
初めて釣ったというウツボもさばいてました。凄すぎませんか…
初めてみるウツボに興味津々な生徒さんとスタッフ。
釣りから帰ったきて、朝ごはんを食べたら8時半からすぐ、住民の方との交流会の目玉イベントである「グラウンドゴルフ」大会がありました。
「熊本学習支援センター 天草下田南校」の開設予定地である旧下田南小学校に移動。
下田南の住民のみなさんが、たくさん集まっておられました。
生徒5人とスタッフ2人がそれぞれの班に分かれてコースを回ります。
グラウンドゴルフをするのは、子どもたちにとって、はじめての体験。
経験者(猛者)であるおじいちゃんおばあちゃんたちは、とてもやさしく、丁寧に、
子どもたちにやり方を教えてくれていました。
熊本学習支援センターの子どもたちも、グラウンドゴルフをしながら自然と住民のみなさんとの距離も深まっていった様子。
自分たちの本当のおじいちゃん、おばあちゃんたちのように、「前から知っているみたいに感じた」と話してくれる生徒さんもいました。
グラウンドゴルフ、記者会見と無事おわり、センターからは、ちょっとしたステージを用意。
それは、人吉で音楽の先生をしている伊豆野さんと熊本学習支援センター下田南校の校長のスタッフ、大江校のスタッフ3名による和太鼓の演奏です。
経験者の伊豆野さん以外のふたりは素人。
練習期間は3日と短かったですが、下田南校で出会う子どもたちの成長と下田南地区の発展を願うような、気持ちのこもった大迫力の演奏に、会場は拍手喝采でした。
そしてお昼は住民のみなさんとセンターの子どもたちと交流のBBQ。
※朝とれたウツボも食べましたよ~!コラーゲンたっぷり、プルプルの味わいでした。
天草市の馬場市長も駆けつけてくれて、「協力してがんばっていきましょう!」と、
センター長の仙波と握手を交わしていました。
長かったような短かったような、あっという間の2日間。
熊本学習支援センターから参加してくれた子どもたちは、無事に下田南の自然とそこに住んでいる住民のみなさんのことを大好きになりました。
住民のみなさんからは、子どもたちに対して、「いい子だね」「かわいいね」「この子は面白いね」
とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。
「また行きたい!」という、生徒の声が聞こえてきました。
自然豊かで、人があたたかい下田南地区で、子どもたちと地元のみなさん皆が、元気にいきいきと活動できるような「熊本学習支援センター天草下田南校」を目指して、これからも準備を進めてまいります。
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